
(3)仕組み・社内ツール
業務を遂行する仕組みや社内ツール(業務サポートシステムなど)は、全て“○○システム”という形で表記している、企業毎に見れば、実際は“システム”ではなく台帳や社内規約などを使った人間系の作業となっている場合が多い。
業務改善に大きな効果を得るためには、業界として標準的なモデルを作成し、システム化を図る必要がある。
(4)交換情報
現状業務プロセスの交換情報としては、社内流通情報および社外交換情報がある。(表2.1.3)社外交換情報について整理すると、以下の様に分類される。
1)販売資料情報
カタログ、定価表
2)設計関連情報
各種図面情報、部品表情報、部品情報、各種仕様情報、承認図情報
3)受発注情報(対顧客)
引合・見積情報、受注情報、売掛・回収情報
4)受発注情報(対業者)
発注情報、検収情報、請求情報
5)受検情報
申請情報、認証・合格情報
6)立会検査情報
日程情報、検査項目情報
7)保守・サービス情報
サービス部品情報、クレーム情報
この様な分類方法で実システムを整理すると、各情報の定量化や格付けを行うことができ、効率的な情報化への取り組みが可能となる。
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